イタリアのマイナーな都市へ旅行に行くとなると必ず乗り継ぎが発生します。
女性一人旅の個人旅行で乗り継ぎを失敗すると精神的ダメージは大きいです。
しかし、イタリアは日本に比べ公共交通機関の遅れは頻繁に起こり飛行機の遅延も珍しくありません。
もし、一人旅でイタリア国内で乗り継ぎに失敗したらどうすれば良いの?
そんな場合の対処方法をお伝えします。
イタリアで飛行機の乗り継ぎに失敗したらイタリア語で飛行機乗り継ぎができなかったと伝える
目次
搭乗ゲートまで念のため向かう

乗り継ぎするはずの飛行機も出発が遅れている場合もあるので念の為、搭乗ゲートに向かいます。
待っていてくれた…なんて話も聞いたことあるので念の為急いで向かいましたが、私の場合はもぬけの殻状態でした。
行ってみたけど、搭乗口は空っぽだったよ!
絶望的だけど、ここから冒険の始まり始まり〜!
トランジットデスクかクレームデスクへ向かう

近くに必ず航空会社のデスクがあるのでそこへ向かう。
すごく場所が分かりにくい場所が多いです。
本当に切羽詰まった状態なら空港職員に分からない!と訴えることが大切だと学びました。
始めに紹介されたデスクの場所が分からなかったので再度戻り「分からなかった!」としつこく伝えたら「仕方ないな」という感じで連れて行ってくれました。
言葉が通じなかったら表情やジェスチャーで伝えてでもいい。とにかく伝えることが大切です。
HPに外国語を話せるスタッフがお客様のトランジットをサポートなど書いてあり少し期待していたのですが、そのような係員は見つけることができませんでした。
本当に最悪の事態を想定することが大切なんだなと学びました。

イタリア語で伝える
英語が堪能な人は良いです。
しかし、イタリアの場合は航空会社の職員が当たり前に「私に英語で話されてもわかりません。
イタリア人ですから」と言ってきます。しかも怒鳴りながら。
私の場合はまわりに日本人はおろかアジア人すら見当たりませんでした。
ですからできればつたないイタリア語でも大丈夫なのでイタリア語で伝えて欲しいです。
「郷に入れば郷に従え」です。
並んでいる間も30分以上はあったので自分で伝えたいことをシュミレーションしていました。
前に並んでいたイギリス人女性は「こんなのイギリスじゃあり得ない」とイタリア人の仕事の姿勢に文句言っていました。
いざ、自分の番が来て私の拙いイタリア語で話すと空港職員のイタリア人女性は優しい営業スマイルで対応してくれました。
イタリア語で飛行機に乗り遅れたと伝えよう
飛行機に乗り遅れたとことと要望を伝える
①Ho perso l’aereo. 私は飛行機に乗れませんでした。
(オ ペルソ ラエレオ)
Perche’ il volo da Catania per Roma e’ in ritardo.なぜなら、カターニャからローマ行きの飛行機が遅延していたからです。
(ペルケ イルボロ ダ カターニャ ペル ローマ エ インリタルド)
②Posso cambiare aereo? 他の飛行機に変更できますか?
(ポッソ カンビアーレ アエレオ)
ここまでイタリア語で伝えることができたら後は英語でも大丈夫かもしれません。
片言でも文法少し間違っていてもイタリア語を話すと途端に優しくなるのがイタリア人だと思っています。
フライトが次の日の場合はホテルも用意してもらう

日本とイタリア直行便だと1日1本なので乗り遅れてしまうと次の日になります。
その場合はホテルを用意してもらえるか聞いてみましょう。
③Vorrei prenotare l’albergo qui vicino.この近くにホテルを予約したいです。
(ボレイ プレノターレ ラルベルゴ クイビチーノ)
こう伝えると航空会社側に遅延の理由がある場合は航空会社がホテルを用意してくれます。
アリタリア航空でローマフィウミチーノ空港の場合はヒルトンでした。
ホテルの予約の紙や次の日の航空券を渡されて一件落着です。
その後は空港内で誰かにホテルの場所を聞けばホテルまでたどり着けるでしょう。
ただし、ローマの空港はとても広くバスで移動しないと歩いては行けない場合もあります。
ヒルトンはフィウミチーノ空港に2つあり最初hilton garden in hotel airportに行ってしまいました。
もう1つのhilton roma airportは車でないと行けない距離にありました。
困っていることを伝えると大部分の人は優しくしてくれます。
本当に色々な人に助けてもらったなと思いました。
よくよく考えてみると自分一人ではヒルトンには泊まれなかっただろうしプラスに考えると良いホテルの無料で泊まれて良かったのかもしれない。
今では良い思い出です。
最後に
この記事ではイタリアで飛行機の乗り継ぎがうなくいかなかった時にイタリア語で伝えたい3つの言葉を紹介しました。
①Ho perso l’aereo. 私は飛行機に乗れませんでした。
②Posso cambiare aereo? 他の飛行機に変更できますか?
③Vorrei prenotare l’albergo qui vicino.この近くにホテルを予約したいです。
イタリアで飛行機の乗り継ぎに間に合わなかった時の絶望感といったらなかなか辛いものがあります。
ローマのフィウミチーノ大空港なのに日本人まわりにいない。
しかもアジア人は私一人!
半日以上何も口にできないほど緊張していました。
しかし、無事に手配できた時の達成感は大きかったです。
もしイタリアで飛行機に乗り遅れたらイタリア語が苦手でも3つの言葉を伝えてみて下さい。
笑顔で対応してくれます!