みなさん、こんにちは。
コニーです。
数年前から騒がれている年金2000万円問題。
2000万円なんて貯めれるわけない!
そのうち何とかなるよね!
将来のことは考えたくない!
貯金するお金なんてないし、そもそも貯金すらしてない!
将来不安だよね。今から2000万円どうしよう?
貯金だと途方に暮れる。お得な制度ないかな。
数日前にイベントにオンラインで参加したので改めてまとめてみました。

この記事を読んで欲しい人
NISA、iDeCoサッパリ分かりませんという方
老後の2000万円問題が不安
お得な制度ってある?
投資してみたいけどハードル高い
NISAとiDeCoの制度ができた背景
1990年後半バブルが崩壊し、「証券優遇税制」により税制が優遇されましたが、この時まだ投資は一般的なものではなくリスクを伴うものと思われていました。
投資で儲かる人なんて少数!危ない!と思っていた人が大多数でした。
日本の年金制度が厳しく将来的に今のようにもらえなくなることは皆さん周知の事実です。
アメリカは投資に対しての意識や教育が高く若い時から資産運用をして実績があります。
公的年金をあてにできない背景があります。
日本は貯蓄大国でしたが国としては貯蓄から投資へと流れて国民自ら将来へ備えをし、不安を無くして欲しいということです。
アメリカのように国に頼らず自分で老後に備えて下さいというメッセージだと感じています。
NISAとiDeCoどこの機関が管轄しているかで意味を考える
NISAは「金融庁」が出しているものです。
金融庁とは英語で Financial Services Agencyといい、その名の通りお金に関する国行政機関。
銀行とか証券会社の上の機関というイメージ。
投資で得た利益にかかる20%の税金が、年間40万円の投資分まで免除になる制度。
iDeCoは「厚生労働省」が管轄しています。
「厚生労働省」は英語でMinistry of Health, Labour and Welfareといい、健康、医療、子ども、子育て、福祉、介護、雇用、年金に関する行政機関。
iDeCoは「年金」をイメージをしてもらうと分かりやすいです。
国民年金、厚生年金だけでは将来不安という方へ向けての制度。
年金は将来的に今現在よりは減ると言われているので、実施した方が絶対良いです。
積立NISAとは?どんな制度?
NISAはNISAと積立NISAがあるので、積立NISAを特に説明していきます。
何がお得なの?
分配金や売却益にかかる20%の税金がかからないんだよ
20%は大きいよね。仮に1万円の利益が出たら税金とられると8千円。
それがないと1万円で2千円も多く手元に残るんだね!
2千円は大きいね!20%て大きいよね!
チリも積もれば山となるだしね。
他にお得なポイントはないの?
年間40万円の投資額を20年間非課税で運用できるよ
すごいね!20年もお得な制度が続くんだね
2021年から年間40万円を投資すれば、累計880万円まで投資できるよ。
投資って分からないよ。
何に投資するの?
手数料が安くて長期投資に向く165本の投資信託だよ。
金融庁が示す長期投資向きの条件を満たしていて、届出が受理された投信だよ。
投資信託なら自分で個別株みたいに勉強しなくてプロに投資をお任せできるから助かるわ!
いざという時は引き出せる!のもポイントだね。
結婚資金とかマイホーム資金とか老後資金とか途中で引き出せるから使い道が色々あるよね
NISA | 積立NISA | |
年に投資できる額 | 新規投資額で毎年120万円が上限 | 新規投資額で毎年40万円が上限 |
非課税運用ができる期間 | 最長5年間 | 最長20年間 |
最大投資額 | 最大600万円 | 最大800万円 |
投資商品 | 株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益 | 一定の投資信託への投資から得られる配当金や譲渡益 |
利用できる年齢 | 日本にお住まいの20歳以上の方 (口座を開設する年の1月1日現在) | 日本にお住まいの20歳以上の方 (口座を開設する年の1月1日現在) ただし、積立NISAと一般NISAはどちらか一方を選択して利用可能 |
途中の引き出し | 可能 | 可能 |
よく見てみるとNISAは運用額が大きくて運用期間が短い。
もちろん最大額だから年間120万も運用しなくてOKなのだが、投資経験あり自信がある人ならやっても良いと思います。
私は完全素人だから無理。
コツコツ派なのて積立NISAで行きます。
iDeCo
iDeCoて何かな?
厚生労働省が管轄しているということは健康とか年金とかに関係しているのかな?
一言で言うと個人で作る年金だよ
公的年金だけだと将来不安な人も多いよね
iDeCoは自分で選んだ金融商品を毎月定額で積み立てて長期で運用するものだよ。
運用益に対する税金がかからず、掛金の分が所得から控除されて税金がかからないのがお得!🉐
所得から控除されるの?
それはすごいね!
所得控除になるから、所得税、住民税が安くなるんだよ。
ただし、NISAとは違ってすぐには引き出せないからね。
年金だから60歳以降じゃないと引き出せないよ
iDeCoには、基本的には60歳未満の全ての方が加入できます。具体的には、次の条件に該当する方になります。
① 国民年金の第1号被保険者
自営業者の方など(国民年金保険料の免除などを受けている方、農業者年金の被保険者の方を除きます)。
② 60歳未満の厚生年金保険の被保険者
企業年金制度のない会社員の方。
iDeCoに加入することを認めている企業型確定拠出年金の加入者の方。
確定給付企業年金・厚生年金基金に加入している方。
国家公務員・地方公務員の共済組合員の方、及び私学共済の加入者の方(私学共済の加入者の方のうち、iDeCoに加入することを認めていない企業型確定拠出年金の加入者の方は加入できません)。
③ 国民年金の第3号被保険者
専業主婦(夫)の方など。
iDeCoの良いこと
- 1.掛金が全額所得控除!
- 2.運用益も非課税で再投資!
- 3.受け取る時も大きな控除!
【出典:ideco公式サイト】
掛金全額が所得控除の対象となり、仮に毎月の掛金が1万円の場合、所得税(10%)、住民税(10%)とすると年間2.4万円、税金が軽減されます。
これは大きいですね。
ただしiDeCoは利用できる人とできない人がいます。
私は企業の確定拠出年金でマッチング拠出を微額ながら実施していてこの制度を利用できません。
というかこの制度の代わりがマッチング拠出ですかね。
iDeCoという制度ができる時に会社に入りたいと電話したら「入れない」と言われたので絶望を感じました。
しかし、マッチング拠出があることを知ったのでそれを利用しています。
職業で金額が変わってきます。
貯金で老後資金貯めれる気がしない私のような人には向いている制度です。
手元にあったら使ってしまいそうなので。
まとめ
チェックポイント
①老後に備えたい人、年金が不安な人はiDeCo(60歳まで下ろせないから使わず貯まる)
②投資初心者は長期積立から始める(NISAではなく積立NISA)
③NISAかiDeCoかどちらかの問題もあるけど1番お勧めは両方利用すること
どっちが良いの?という問題ですが、実施者の年齢にもよるし、どういう不安が将来あるのかによります。
ですが、日経ウーマンによる投資女子2000人へのアンケート結果で分かったことは、投資の目的は「老後のため」が65%。
ですから、特別な理由がない限りは大多数の女性にはiDeCoをお勧めします。
- iDeCoは60歳まで下ろすことができないということを十分わかった上で運用しなければなりませんね。
- 最低掛金が五千円なので月に5千円今の手取りから減っても大丈夫な人。
私も手元にお金があったら絶対浪費するのでiDeCo(確定拠出年金のマッチング拠出)を利用しています。
老後のことまで考えられない、家を買いたいからその時に使いたい!などライフイベントで使う予定があるならNISAがお勧め。
ただし、可能ならばどっちもできるなら利用した方が良い!
NISAとiDeCoでそれぞれ1000万円ずつ貯めるようシュミレーションしていけば老後2000万円問題で苦しむことも少なくなると思います。
実際は私はNISAも確定拠出年金も金額としてはまだまだ少額ですが、やって良かったと思っています。
イマイチイメージがわかない人は金融庁のシュミレーションで自分で確認してみて下さいね。
ただし、このシュミレーションもずっと順調に上がり続けた場合です。
実際は社会状況により上がったり下がったりするのでこのシュミレーション通りに行くとは限りません。
ちなみに今日時点で積立NISA利回りは29.2%

この記事を読んで将来への不安が少し消えていると嬉しいです。
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